開放F2.8の大口径レンズ

小型でありながら焦点距離11〜18mm（35ミリ判換算で17〜27.5mm相当） の超広角レンズで、壮大でダイナミックな表現の撮影が可能です。開放F値はズーム全域でF2.8と明るく、星景写真撮影にも威力を発揮します。さらに、最短撮影距離30cmを実現し、背景のボケ味を生かして、立体感を強調した近接撮影も可能です。

描写性能を高める「HD コーティング」を採用

可視光域における平均反射率を従来比で約50％以下に抑えた高性能マルチコーティング「HDコーティング」（＝High Definition）を採用することで、逆光など光線状態の厳しい撮影条件下でのゴーストやフレアーの発生を効果的に抑えています。

風景撮影や星景撮影に最適な構造

フォーカスクランプをONにすると、フォーカスリングを回してもピント位置が動かない構造とすることで、精密なピント合わせと長時間露光が要求される風景や星景撮影時の使いやすさを向上しています。さらに、結露を防止するためのヒーターのワイヤーを巻くことを考慮し、フォーカスリングの操作を邪魔しないようにスペースを確保したレイアウトや、ヒーターの熱が効果的に伝わるよう、レンズまで金属で構成した設計とすることで、細部まで操作性と使い勝手にこだわった構造としています。

防塵・防滴構造

レンズ内部に水滴や埃などが入りにくい防塵・構造の「AW（＝All Weather）」を採用。防塵・防滴構造のデジタル一眼ボディとの組み合わせで雨天や霧の中、水しぶきがかかる場所などでの耐久性、信頼性の向上を実現しています。