ニコン Z マウントを採用したミラーレスカメラのイメージセンサーに最適化した光学設計が実施されています。本レンズは電子接点を搭載し、レンズとボディ間での電気通信を実現しています。電気通信対応のボディと最新ファームウエアの組み合わせによりExif情報、ボディ内手ブレ補正(3軸)に加え、3種類のピント合わせサポート機能(フォーカスポイント枠色変化によるによるピント合わせ、ピーキング機能によるピント合わせ、拡大ボタンによるピント合わせ)に対応しています。究極の性能という技術者の夢は時として独善に陥り、レンズのサイズや重量が増えることで撮影者の喜びとつながらない場合もあります。フォクトレンダーのレンズは、妥協のない光学性能を達成しながら、ハンドリングにも優れているべきであると私たちは考えます。APO-LANTHAR 50mm F2 Asphericalの目指した究極の光学性能と全長64.3mm・重量347gというコンパクトさの両立は、その理想形の一つです。また、12枚からなる絞り羽根は開放F2だけでなくF2.8とF16でも円形になる特殊形状を採用。点光源などの"玉ボケ"を活かした作画が可能です。