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レンズ構成は、トラディショナルなダブルガウス型を採用。絞り位置を中心としほぼ左右対象に配置された全レンズが球面で構成される"8枚玉"のスタイルで、F1.2の大口径を実現。絞り開放でも安定した描写力を持ち、なめらかで大きなボケ味が楽しめます。 絞り羽根は、ボケの形状に配慮した12枚構成で1/3ステップのクリック付き。フォーカスリングおよび絞りリングは総金属製で、大きく削り込まれた指がかりと、精密な切削加工が施されたローレットパターンが特徴です。 このデザインは、古き良き時代を想起させる美しい外観と、マニュアル操作感を向上させる機能性を兼ね備え、昭和40年代の一眼レフ用交換レンズにオマージュを捧げたフォクトレンダーのSLシリーズ交換レンズのスタイリングに準拠するもので、総金属製のヘリコイドリングによるシルキーなピント合わせの操作感が味わえます。 最短撮影距離は0.3m(撮影倍率1:6.7)。対角線画角44°の標準レンズとして多様な被写体を捉えられることに加え、近接撮影効果により大きなボケ量が得られ、開放でのボケ味を活かした撮影の可能性が拡がります。 |
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