高解像・高性能と小型化の両立を実現「M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8」には、諸収差の効果的な補正やレンズの小型化に役立つが、レンズ中央部と周辺部の厚さの比が極めて大きく、高精度な製造技術が必要なDSA(大偏肉両面非球面)レンズを含む非球面レンズ3枚、球面収差の補正能力が高いHR(高屈折率)レンズ1枚などを含む、6群9枚のレンズが使われています。これらのレンズをバランスよく配置することで、広角17mm(35mm判換算34mm相当)、F1.8の開放状態から、画面全域でコントラスト・シャープネスの高い、ヌケのよい優れた画質を、最大径57.5mm×全長35.5mm、重さ120gという小ささで実現しました。このレンズの開発・製造は、設計段階における豊富なノウハウ、面精度を正確に評価できる測定手法、先進の超高精度非球面成型技術、熟練の研磨の技、超精密な組立技術、の全てがなければ成し得ません。長年培われてきたノウハウと、最先端の技術を組み合わせることで、高解像・高性能と小型化の両立を高い次元で成功させています。